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2025年4月30日

青空の下で大なる揚羽蝶ローズマリーの蜜を吸ひゐる

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今日もいい天気だ。

大きなアゲハチョウがローズマリーの花の蜜を吸っている。

 

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2025年4月29日

昨晩の大雨過ぎて青空の広がり来たる昭和の日なり

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昨晩の大雨から一転し、今日は素晴らしい天気だった。

昭和の日というのは、なぜか晴れることが多い気がする。

 

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2025年4月28日

特急のトラブルあれど飽くまでも波静かなる瀬戸内の海

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松山への旅から帰ってきた。途中 JR の架線トラブルで予讃線の特急が動かなくなってしまうなどで、当初の予定より 2時間半も遅れて帰宅することになってしまったが、それに付いては本日付の "Crack" に書いた(参照)ので、こちらではくどくど書かない。

まあ、今日のうちに帰って来れただけよかったということにしておこう。

上の写真は、四国の多度津付近で特急列車の窓から眺めた瀬戸内海の様子。往路とは違って、雨に煙っているものの、波はあくまで静かである。

 

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2025年4月27日

連休の道後温泉本館の屋根を眺めて帰り来たりぬ

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今日は松山出張の 2日目。本日付の "Crack" の方にも書いたのだが、ミッションが早く終わったので道後温泉に入ろうと思い、市電に乗ってでかけたのだが、入湯のチケットを買う段階であまりの列の長さにうんざりして帰ってきてしまった。

その代わり、建物の風情はゆっくりと眺めて楽しむことができた。インターネットによれば、この建物は城大工の坂本又八郎により、1894年(明治 27年)にできたものだという。まさに明治の香りがただよう建物で、公衆浴場として初めて重要文化財に登録されている。

次は連休とは関係のない時期の平日に訪れよう。

 

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2025年4月26日

瀬戸内の海に大なる波の立つ景色一度も見たことがなし

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本日付の "Tosay's Crack" に書いた(参照)ように、四国の愛媛県松山市に出張してきている。途中、常磐線の人身事故で電車が遅れ、当初予約していた「のぞみ」には乗れなかったが、20数分後の便でうまく空席に座ることができて、無事に目的地に着いた。

写真は目的地である松山市の少し北、大浦近辺で特急「しおかぜ」の車窓から眺めた瀬戸内海の夕暮れ。これまで四国には何度も訪れているが、瀬戸内海に大きな波が立っているのを一度も見たことがない。365日ずっとこんなわけでもないのだろうが、概ね穏やかな海である。

明日は朝から仕事の本番。一段落したら道後温泉に入りたいと思っている。

 

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2025年4月25日

土手際に白き真ん丸蒲公英の細胞核の如き姿よ

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今日はずっと曇りがちで、昨日ほどの暑さはない。

土手のタンポポが花の盛りを終えて白いタネが真ん丸になっている。昔の教科書に出てきた生物の細胞核の写真を思い起こさせる。

ただ、タンポポの盛りは何度でも来るから、またすぐに黄色の花が一杯になるだろう。

明日からは四国の松山に出張だ。

 

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2025年4月24日

昼前に青空見えて川土手を歩けば汗の流れ落ちたり

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ずっと曇りで夕方以後に晴れるという天気予報だったが、実際には昼前に晴れて、どんどん気温が上がった。湿度は高いままなので、日向を歩くとかなり暑く感じた。

あちこちで「夏日」ということになったようだ。今日はもう「夏の歌」ということにさせていただく。

 

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2025年4月23日

知らぬ間に枯草色の消え去りて土手は緑の草に覆はる

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今日は夜半からずっと雨降り。

裏の土手は、つい最近まで枯草色に覆われていたが、いつの間にか緑の草が生い茂っている。もうそろそろ「夏の歌」を読む時期が間近のようだ。

 

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2025年4月22日

せつかくのいつもの年の春らしき陽気は長く続かざるらし

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今日はあちこちに用があって車で長く走ったが、道中は青空が広がったものの暑すぎず、かと言って寒いわけでもなく、まさにフツーの春らしい一日だった。こんなような日が珍しいというのは、やっぱり最近の気候がおかしいのだろう。

写真は午後 4時過ぎに戻ってきて、近所の景色を写したもの。雲が広がって急に風も強まり、明日の荒天を暗示している。気温もさらに下がるらしい。

本当に「フツーの春らしい日」というのが少ない。

 

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2025年4月21日

それほどの暑さにならぬ関東の川土手に咲く烏野豌豆

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昨日の朝までいた九州があまりにも暑かったので、「つくばに帰ってからの和歌は『夏の歌』にしなければ」と思っていた。ところが今日の日になってみると、まだ取り立てて「夏の歌」とするような暑さではない。

土手腹には春から初夏の植物が増えていて、写真にある「カラスノエンドウ」の色もあちこちに見える。ただ、来月初めにかけてはまだ「夏日連続」というほどのことにはならないようだ。

問題は連休明けにどんな暑さになるかだろう。

 

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2025年4月20日

小雨降る肥前の地より東進し浜名湖畔で雲晴れかけし

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今日は朝の 9時に九州の佐賀を発ち、博多で新幹線に乗り換えて、山陽、東海道を辿り、午後 5時半に自宅に着いた。さすがに長い旅路だったが、家に着いてもまだ明るかったのは、さすがに 4月後半である。

昨日の佐賀は気持ちのいい青空だったが、今朝は小雨が降っていた。しかし東に向かううちにだんだんと空が明るくなり、浜名湖を通り過ぎる頃にはかなり雲が薄くなっていた。写真はその時の様子を新幹線の車窓から撮ったもの。

ただそこから東へと辿っても、ついに富士山は見えなかった。往復ともに富士山が見えなかったというのは、かなり珍しいことだ。

家に着く頃にはかなり青空ものぞいていた。

 

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2025年4月19日

旅先の佐賀の青空見上ぐれば夏日の色の深まりてあり

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今日は佐賀での仕事の本番。朝から上天気で気温もぐんぐん上がり、夏日になった。ただ、先週までの天気予報では今日は雨になるはずだったのだから、我ながら晴れ男の面目躍如である。

明日は一日がかりでつくばの地に戻る。そして 26日からは 2泊 3日で松山に出張だ。道後温泉が楽しみである。

 

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2025年4月18日

じゅうじゅうと牛肉を焼く音のして煙漂ふ佐賀の駅前

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午後 5時頃にようやく佐賀駅に着いた。さすが西の国だけあって、関東の感覚から言うと 午後 4時前ぐらいの明るさである。写真は午後 6時頃に撮ったものだが、まだ十分に明るい。

日中はエアコンの効いた電車の中だったので全然気付かなかったが、今日はかなり暑くなったらしい。九州の多くの地点で夏日となり、沖縄や山陰で真夏日になったところもあるというから驚く。来週辺りから当ブログもずっと「夏の歌」に切り替えなければならないかもしれない。

佐賀牛の産地らしく駅前で「肉肉パーク」というイベントが開かれていて、多くの市民が焼き肉丼やステーキなどを楽しんでいる。ただ、私は肉を食わないのでまったく無関係。

明日は朝から仕事だが、朝はいつまでも暗いだろうから、寝過ごさないように気をつけよう。

 

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2025年4月17日

土手腹は既に蒲公英だらけにて真白き房と成りたるもあり

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土手はいつの間にかタンポポだらけになって、既にタネが白い丸になっているものや風に吹き飛ばされてしまっているものも少なくない。

今日は最高気温 25℃ の夏日になったようだが、風が爽やかだったので暑さは感じなかった。

明日は佐賀に向かって発つが、やはり夏日になりそうだ。

 

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2025年4月16日

岡堰の空の色より青き水たつぷりとして田植え近付く

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今日は昨日ほどの強風ではなかったので、素晴らしい青空の一日を堪能できた。

写真は近くの岡堰。田植えが近いのでたっぷりと蓄えられた水が、空の色より青く見える。

 

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2025年4月15日

強風に吹かれて見ればもくもくと盛り上がりたる雲居の空よ

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今日はつくば周辺でも最高気温が 22℃ ぐらいまで上がったのだが、かなりの強風で「穏やかな春の一日」という印象からはほど遠かった。

雲の様子を見ても、昨日の雲とはまったく違う。これで雨が降るようだったら、「嵐」ということになるだろう。

明日は最高気温が 25℃の夏日になるかもしれないともことだが、強風はまだ続くらしいので油断はならない。

 

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2025年4月14日

夜明けより青空なれど隙を見て広がりたがる雲の様子よ

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昨日は急に冷え込んだが、今日はごく普通の春の陽気に戻った。これから先は、いくらなんでも昨日のような「何度目かわからないほどの寒の戻り」にはならないだろう。

それでも空の様子はすっきりとした青空というわけにはいかない。隙あらば雲が広がりたくてうずうずしている。

ラジオの天気予報で言っていたのだが、今日は「春の 5K」すべてに注意が必要な日だったのだそうだ。「春の 5K」とは、「乾燥」「寒暖差」「強風」「花粉」「黄砂」の 5つだという。これに「雷」なんていうのが加わっていなくてよかった。

今週は金曜日から 2泊 3日の出張に立つ。行き先は九州の佐賀だから、かなり暖かそうだ。

 

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2025年4月13日

もう既に終はりたるとぞ思ひしに寒といふものまた戻り来ぬ

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先月 29日から今月 3日までの 6日間、桜の花は咲いたものの寒の戻りで震えながら過ごした。4日から少しは暖かくなったので、もういくらなんでも寒の戻りはないだろうと思っていた。昨日はよく晴れてかなり暖かかったし。

ところが一夜明けてみると空は分厚い雲み覆われ、9時頃からは雨も降り出し、昼前には本降りになった。そして気温は一向に上がらず、ストーブやエアコンを付けっぱなしにしていないと寒さに震える一日となってしまった。

もうないと思っていた寒の戻りが、まだあったのである。

本当に今年の春は冬になったり初夏になったりの繰り返しで、「春らしい陽気」の日が少ない。

 

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2025年4月12日

青空の下で桜は散りしきり花びら厚く地を覆ひゐる

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今日は本当にいい天気だった。筑波山の姿もちゃんと雲に隠れずに見えた。ただ、桜の花はかなり散ってしまっている。

そして明日はほとんど一日中雨になるらしい。

 

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2025年4月11日

をちこちで雲と地上を一瞬に繋ぎて光る稲妻のあり

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朝の天気予報で、「茨城県では午後になると暖かい空気が流れ込み、上空の冷たい空気との差によって雷が発生しやすい」と言われていたが、本当に午後 3時頃から激しい雷雨になった。かなり近場で稲妻が光って大きな雷鳴が響いていた。

写真は雷雨が止んでからの景色。分厚かった雲に切れ間が出始め、青空も見え始めている。

明日は晴れるが、明後日はまた雨になるらしい。春先の天気は本当に不安定だ。

 

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2025年4月10日

岡堰の岸の菜の花風に揺れ桜早くも散り始めたり

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今日は昼過ぎまでは天気が良く、桜の花も散り始めてはいるがなんとか綺麗に見えた。

写真は近所の岡堰の様子。此岸の菜の花と対岸の桜との対比が、とても綺麗に見える。

 

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2025年4月 9日

晴れ渡る青空の下咲き誇る桜を今年初めて見たり

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つくば周辺の桜は、まだ散らずに持ちこたえている。咲き始めてから気温の低い日が続いていたので、いつもの春より長持ちしているのかもしれない。

今日はこの春初めて、晴れ渡った空の下で満開の花を見ることができたような気がする。やっぱり桜はこのくらい華やかでないと桜らしくない。

ただ、明日辺りはもう本格的に散り始めそうな気配である。もっと花見をしたかったら、東北方面に旅をするのがいいだろう。

 

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2025年4月 8日

この春の筑波の花はただ咲きてやがて散り行くのみとぞ見ゆる

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昼過ぎ頃まではよく晴れて、午後 3時頃になると空が広く雲に覆われた。ただ暖かさは続いている。

近所の県道から少し入ったところに桜の大木があり、満開になっている。ラジオを聞くところでは都内の桜は散り始めたというが、つくば周辺では今が盛りのようだ。

ただ今年はこのところの不順な天候のせいか、青空の下で見事に咲き誇る華やかさがなく、「ただ咲いている」というだけのように見えてしまう。ほどなく「ただ散っていく」ということになるのだろう。

 

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2025年4月 7日

風強く吹きて川面に立つ波は鴨たちの背を揺らしゐるなり

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朝からかなり強い風が吹いている。

川面には波が立っているのだが、カモたちは揺れながらも何とか耐えているようだ。

 

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2025年4月 6日

降るはずの雨降らずして青鷺は思ひがけなき日浴び佇む

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今朝までの天気予報では「晴れ、午後から雨」とのことだったが、実際には雨はほとんど降らず、ずっと青空が広がっていた。

写真は我が家の裏手の川で日向ぼっこするアオサギ。

アオサギはとても用心深い鳥で、カメラを向けるとすぐに飛び去ってしまうのだが、今日は物陰からこっそり映したのでうまく撮れた。

 

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2025年4月 5日

満開の桜の色の映ゆることなきまま春の季節移ろふ

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昨日は関東に久しぶりで晴れたが、今日は気温としては結構上がって「夏日」になったものの、雲の量が増えて微妙な空模様だった。

明日は雨になって、東京では桜も散り始めるようだ。つくば周辺は今が満開だが、季節は確実に進行している。

ちなみにここに載せた類いの写真は、結構撮りづらい。地平線と雲の角度が微妙にからみあって、水平を取りにくいのだ。

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2025年4月 4日

朝霧の晴れたる後の陽光を薄着に浴びて歩く嬉しさ

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今朝、目を覚まして窓の外を見ると、久し振りの霧の朝だった。川の対岸より向こうはほとんど見えない。

しばらくするとこの霧も晴れて、青空が広がった。「朝霧は晴れ」というのは単なる諺に留まらず、本当によく当たる。昼は Tシャツに薄手の長袖シャツを重ねるだけで外出できた。

まあ、1週間前は Tシャツ 1枚で済んだので、それに比べればまだまだだが。

 

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2025年4月 3日

土手に生ゆる蒲公英の花減りたるも明日温もれば数を増すらむ

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今日も雨が降って肌寒い。この寒さは今夜までで、明日は朝から晴れて気温も 16〜17℃ に達するらしい。

今日の写真は土手の斜面に生えているタンポポ。これはとても背の低いセイヨウタンポポという種類のようだ。

先月にかなり暖かくなった時には土手に一斉に増えたが、冬の寒さが戻ったとたんに花の数がめっきり減ってしまった。明日からはまた増え始めるに違いない。

 

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2025年4月 2日

土手際で冷たき雨と寒風に耐へて咲きゐる姫踊子草

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真冬並みの寒い日が続いているが、昨日も書いたように周囲を見ればちゃんと「春の花」が増えている。頑張って咲いているわけだ。

写真の花は単なる雑草に見えるかもしれないが「ヒメオドリコソウ」という立派な名前が付いている。この時期になると、土手の斜面に一斉に増える。

 

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2025年4月 1日

氷雨降り真冬の風の吹く中で桜の花の凍ゆる色よ

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真冬の寒さに震えているので「冬の歌」としたいところだが、廻りを見れば桜が咲いているので、仕方なく「春の歌」としている。

桜もさぞかし驚いているだろう。

 

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