2023年9月21日

田の中の舞台の如く刈り残る稲の穂波の風に揺れゐる

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稲刈りは進んでいるが、まだまだ暑い。「夏の歌」の看板はまだ下げるわけにいかない。

写真は刈りかけの田んぼ。稲刈り機でまわりから直線上に刈っていくため、真ん中が平らな舞台のように残っている。

 

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2023年9月20日

庭先のヒルベリーには人知れず紫色の実の育ちゐる

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我が家の庭のヒルベリーが、小さな実を付け始めた。もう少し大きくなったら、採って食べるのが楽しみだ。

それにしても、今日は 4時頃からものすごい豪雨と雷だった。これで少しは涼しくなってくれるとありがたいのだが。

 

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2023年9月19日

夏の歌に飽いて彼岸の入りとなる明日より秋の歌を詠みたし

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毎日「暑い、暑い」と書いているようだが、今日もまた暑かった。夕暮れ時の空を見上げても、堂々たる「夏の雲」である。

明日は彼岸の入りなので、「暑さ寒さも彼岸まで」という諺を信じて、近く「秋の歌」に移りたいと思うのだが、明日はどうやら「真夏日」が続きそうだ。

 

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2023年9月18日

真夏日の暮れて僅かに吹く風にあるかなきかの秋の気配よ

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今日もまた暑い一日だった。日が暮れてようやく少しだけ涼しい感じにはなったが、明日もまた暑くなると言う。

 

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2023年9月17日

板東に戻りて見るは夕陽浴び湧き上がりゐる紅き夏雲

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甲州とみちのくへの旅から昨日帰ってきたわけだが、やはり関東は暑い。9月の中旬なのだからそろそろ「秋の歌」を詠みたいところだが、この暑さでは秋なんて白々しくて言えない。

日暮れ時、来たの空に大きな夏雲が湧き立って赤く染まっていた。明日もまた暑くなるらしい。

天気予報では州半ばを過ぎた頃からすこしずつ秋らしくなるということだが、本当に待ち遠しい。

 

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2023年9月16日

二百里の旅より戻り白鷺と青鷺見合ひするに立ち合ふ

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二泊三日の旅の走行距離は、約 800km。米国式に言えば 500マイルだが、和式ではほぼ 200里である。

家に戻ると、裏の川でシラサギとアオサギがお見合いしていた。珍しい光景である。

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2023年9月13日

夕陽受け西の土手より立ち上がるまさに入道の姿の雲よ

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ちょっとした立ち寄り先から帰る途中、暮れかけた西の空を見ると、土手の向こうに入道雲が立ち上がっていた。

その形がまさに「入道」なので、妙に納得してしまった。

明日から二泊三日の出張に出る。

 

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2023年9月12日

ショッピングモールの駐車スペースの照り返し身に熱き九月よ

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今日は妻に付き合って、近くのショッピング・モールに。

夏休みが終わったので駐車場は先月よりずっと空いていて、クルマが停めやすい。ただ、日中の暑さはそれほど変わらず、コンクリートの照り返しがすさまじい。

早く「秋の歌」というカテゴリーに移行したいのだが、まだまだ「夏の歌」で行くしかなさそうだ。

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2023年9月11日

知らぬ間に日は暮れかけているものの秋風吹くに至らざるなり

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木曜日から車を長距離運転して 2か所に出張することになる、夏の間にたまってしまった疲れを少しは抜こうと、一日ブラブラして過ごした。私に限らず、この夏は多くの人が程度の差こそあれ「夏バテ状態」だと思う。

何もしないでいると、時の経つのがかなりゆっくりに感じるものだが、それでも日の沈むのがちょっと前より早くなっているので、いつのまにか夕暮れになっていた。

夕暮れでも蒸し暑さは変わらないので、「早く秋風が吹く頃になってもらいたい」と思うばかりである。

 

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2023年9月10日

もくもくと湧き上がりたる夏雲と秋の雲とが空で重なる

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台風崩れの熱帯低気圧が通り過ぎ、つくばの里も昼過ぎから青空になり、嫌になるほどの蒸し暑さが復活した。

強い日射のせいで体が焼け付いてしまうような熱さで、日陰に入っても湿度が高いために風の涼しさなんて感じられない。もうしばらくは夏の暑さのままで推移するようだ。

ただ、空を見上げると夏の入道雲と秋の筋雲が混在している。このまま季節が進んでくれれば、秋の気配が徐々に強まるのだろうが、それは間近に期待できそうな気がしない。

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