2023年2月 3日

鴨たちはみな嘴で川底の土に潜める虫漁るらむ

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土手の涸れ薄の隙間から覗くと、鴨たちが一様に浅瀬にクチバシを突っ込んで何やら漁っている。小魚などではなく、土の中にいるミミズなどの動物や虫ではないかと思われる。

鳥たちも寒さに負けず、一所懸命に生きているのだ。

 

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2023年2月 2日

北寄りの冷たき風が日光の山々の影浮き彫りにせり

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今日は冷たい北風がかなり強かったので、日光の山々のシルエットがかなりはっきりと見えた。

寒い季節の終わるのは、まだ先のようだ。

 

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2023年2月 1日

昼過ぎて急に強まる寒風になびき耐えゐる涸れ薄たち

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今日は気温的には今の季節としては珍しいほど暖かかったが、昼過ぎに北西寄りの冷たい風が強くなって、風よけのない所にいると寒く感じた。

川原の涸れ薄も、午後になって急に強風に煽られて戸惑っているように見える。

 

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2023年1月31日

夜明け前東の空のほの赤くなりたる頃の震へる寒さ

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今日の写真は、Today's Crack でも使ったもの。夜明け前に寒さに震えながら撮った写真だ。

今日は天気がよかったものの、相変わらず風が冷たいまま。明日は少し暖かくなるというので楽しみだ。

 

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2023年1月30日

雪雲は越後を越えて日光の山際にまで届きゐるらし

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午後 4時過ぎに北の空を見ると、大きな雲が湧き上がっている。新潟県を覆っている雪雲が、北関東の山際まで広がってしまっているようだ。あの様子では、雪だけでなく雷まで発生しているだろう。

【2月 11日 追記】

ふと気になって計算してみたところ、この歌が『和歌ログ』の 7,000首目の記念の歌だった。

 

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2023年1月29日

青空は広がりをれど鴨たちは寒風避けて枯草の陰

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今日も昨日同様に青空が広がったが、風は冷たいままだった。

川面ではカモたちが風を避けるために枯草の陰で身を潜めている。

 

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2023年1月28日

板東の土手に降りたる白雪の解くる間際の眩しき光

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昨夜は雪が降るとの予報が出ていたが、夜が明けて外を眺めると、確かに土手がうっすらと白くなっている。ただ、空は真っ青に晴れていたので、この雪も日陰以外ではすぐに解けてしまった。

これから来週にかけての天気予報では、この辺りは雪は降りそうにない。昨日せっかく冬用タイヤに換えたのだから、少しは降ってもいいのだが。

 

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2023年1月27日

冬用のタイヤに換えて帰宅せり夜には雪になると聞きせば

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昨日はよく晴れたが、今日はあさからどんよりとして、今にも雪の降り出しそうな天気が続いた。日の暮れるまでに雪は降っていないが、夜の内に少し降るだろうとの予報が出ている。

さすがにクルマのタイヤをスタッドレスに換えたので、まあ、少しぐらい降っても大丈夫だろう。

 

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2023年1月26日

板東の空も明日には雨か雪降るてふ予報出されゐるなり

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今日もかなりいい天気だった。明け方はかなり冷え込んだが、日が昇ってしまうと昨日より気温が上がり、冷たい北風も収まったので穏やかに感じられた。

明日の午後から崩れて雨になるという予報で、所によっては雪になるかもしれないという。雨で済んでくれればいいなあ。

 

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2023年1月25日

九州に雪降るまでの寒波とふつくばの地では空青けれど

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日本中が大寒波に見舞われ、九州でも雪が降っているというのに、ここ、つくばの地は風は身を切るほど冷たいものの、空は青空のまま暮れようとしている。

もう 1月下旬ということで、だいぶ日没が遅くなった。写真は午後 4時過ぎの西の空だが、太陽がまだ地平のかなり上にある。先月の今ごろは、4時過ぎには太陽が西の地平線スレスレのところまで低くなっていた。

こうして日照時間が延びることで、だんだん春めいた陽気になってくれればありがたいのだが。

 

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