2024年10月 9日
2024年9月30日
2024年5月31日
2024年5月26日
異次元の内に日常紛れ込み去る者の去る相撲の世界
今日は高校時代の同窓生の伝で、両国にある大相撲八角部屋の打ち上げというものに参加させてもらった。八角部屋と言えば、親方が相撲協会の理事長を務めるだけに、100人以上の贔屓筋が参集して、なかなか盛んなものだった。
印象的なのは、関取になっていない幕下以下の力士がまるで飲み屋の店員の如くにバタバタと走り回り、客に酒肴の提供をしていたこと。あれだけの巨体が客で一杯の隙間を縫って立ち働く姿は、ちょっとした異次元の模様だった。
そして写真の奥にチラリと見えるのは、今場所を限りに引退する力士の断髪式。多くの後援者が入れ替わり立ち替わり、髷に少しずつ鋏を入れていく。そして、それとはほとんど無関係のように、平行する打ち上げ宴会はどんどん盛り上がる。
これもまた異次元の世界だった。
70歳を過ぎて、初めての世界に紛れ込ませていただいたのは、なかなかの経験だった。
2024年5月25日
2023年12月16日
2023年12月13日
2023年12月 8日
二十年と六日にわたり歌を詠み続けてきたることに気付きぬ
さっき気付いたのだが、この『和歌ログ』は 2003年 12月 2日に始まっているので、今月 2日で 20年目を迎え、その前日で「20年連続毎日更新」を達成していたのだった。つまり、今日は 20年と 6日目である。
そういえば、開始後 2年目にはいった 2004年からは、毎年 12月 2日の歌は下の句を「師走二日は和歌ログ記念日」という決まりにして、それは 2016年 12月 2日の歌まで 13年間継続していた。こんな具合である。
散れる葉の色の去年とは異なりて師走二日は和歌ログ記念日(04)
縮緬の如く散りたる銀杏の葉師走二日は和歌ログ記念日(05)
未だ雪を知らざる枯れ葉光りゐる師走二日は和歌ログ記念日(06)
我が内の宇宙を落ち葉にも見たり師走二日は和歌ログ記念日 (07)
変はる街変はらぬ店を抱きゐて師走二日は和歌ログ記念日(08)
彼方まで発光ダイオード闇に浮く師走二日は和歌ログ記念日(09)
様々の色合い見せて散る紅葉師走二日は和歌ログ記念日(10)
みちのくの山に白雪積もり初む師走二日は和歌ログ記念日(11)
冬空にくつきりと立つ輪郭の師走二日は和歌ログ記念日(12)
寒菊の色様々に日に映ゆる師走二日は和歌ログ記念日(13)
皇帝ダリア紐で支えてやつと立ち師走二日は和歌ログ記念日(14)
小さめのツリーの数で勝負して師走二日は和歌ログ記念日(15)
冬晴れの元で自転車漕ぎたれば師走二日は和歌ログ記念日(16)
2017年に「和歌ログ記念日」という下の句の歌を作りそびれたが、翌 2018年にはなんとか作っている。
木枯らしの吹かぬ師走に椿咲き師走二日は和歌ログ記念日 (18)
ところがそれからというもの、今年までの 5年間、毎年のお約束を忘れてしまっていた。
昨年は「追記」として ”今日が「和歌ログ記念日」である” と書いてお茶を濁している(参照)が、今年は記念すべき 20年目だというのにそれすらもしていない。いやはや、我ながらうっかり者である。遅ればせながら、これから「追記」を補充しておこう(参照)。
21年目となる来年は、忘れないようにしようと思う。
2023年7月14日
2023年6月22日
黒雲の下の超大型書店気恥ずかしきまで威風堂々
今日はちょっと小難しい本を探しに、つくば市内のコーチャンフォーという書店に行って来た。昨年秋に鳴り物入りで開店した超大型書店である。
買うと決まっている書籍なら Amazon で手っ取り早く注文するのだが、今回はちょっと立ち読みして見極めてからと思い、初めてこの店に行ってみたわけだ。
クルマで近付いてみて驚いた。中に入るのがちょっと気恥ずかしいほどの威風堂々ぶりで、書店というよりほとんど宮殿である。
お目当ての本はさすがにちゃんと見つかって、購入することができた。今後も七面倒な本を買うときは時々来ることになるのだろう。
より以前の記事一覧
- 広過ぎる駐車場にて自らの車の位置を目に焼き付けき 2023.02.21
- 日曜の大型ホームセンターの暮れゆく駐車場の広さよ 2023.02.04
- 海鮮のおひつごはんといふものを妻と初めて試したるなり 2022.12.13
- 巨大なるバックミラーを見る如くタンクローリーの後を走りき 2022.11.29
- コスタリカのシュートゴールに突き刺さりネットの揺れを空しく見たり 2022.11.27
- 日の暮れて戻れる取手駅前は十年間の面影もなし 2022.10.22
- 手ぬぐいの柄あしらひて「一撃」のデザイン変へし八月二十日 2022.08.20
- コロナ禍の過ぎ去りかけて街中に渋滞の列続きゐるなり 2022.06.19
- 捏ね上げしパン生地の中でいと小さき酵母の働きゐるを感じき 2022.04.08
- 突然の冬の寒さを受け流し天然酵母のパン焼き上がる 2022.03.18
- 北風の吹けども天然温泉の温もり残る身で帰宅せり 2022.02.18
- 新しく手打ち蕎麦屋の親戚のできてうれしくすすりたるなり 2022.02.13
- この年も師走となれり十八年毎日歌を詠み来たりせば 2021.12.01
- 川に沿ふ細き県道を水平にゆつくり来ては行く選挙カー 2021.10.26
- 二回目のワクチン接種を終へたるは末の娘となりにけるかも 2021.09.10
- 川幅の広がりたるは改めてありがたきかな中州を眺め 2021.07.03
- 踏切で停車のバスの目前を轟音立てて気動車横切る 2021.06.28
- ジェット機の主翼は遙か彼方まで伸びて視界を塞ぐものなり 2021.04.12
- iPhone のレンズ二つになりたれど二重の虹にとどかざりけり 2021.04.08
- 川向こう滑るが如く行く車震度4なる揺れに気付かず 2021.03.20
- 川面には雨の波紋の広がれどネット回線つながらぬ夜 2020.10.17
- 国道の端でタイヤの交換をするはかくまで孤独なるもの 2020.09.26
- 盆休み初日となれど高速道のサービスエリアに人影まばら 2020.08.08
- 県道の家路を辿るヘッドライト増えてゐるなり宣言解除 2020.06.03
- 使用済みマスクのゴムを別にして手作りマスクに使ふ人あり 2020.04.16
- つづら折りする度上がる標高を引き受けてゐるペダル漕ぐ脚 2020.03.17
- 焼き鯖に白き大根おろし和え海と大地の口に広がる 2020.02.26
- 目に見えぬウイルス恐れひたち野の道路を走る者の少なし 2020.02.24
- 新型の蓋を開ければシルバーの光輝く洗濯機かな 2020.02.21
- 洗濯機壊れて文明の利器といふありがたきもも身にしみたりき 2020.02.20
- 誂へて五日目にして不具合の出でたる眼鏡修理したりき 2020.02.15
- つい先に青信号を望めども三回待ちの列は動かず 2020.01.24
- この春に廃校となる小学校を望めど生徒の姿見えざり 2020.01.17
- 「ゆうぱっく」てふものの不在配達の要領を得ぬ電話応答 2020.01.14
- 北海道四国を行きつ戻りつし久方ぶりに聞く TBS 2019.11.10
- ふきのとうを卵と味噌で和えて食う日本酒の味引き立てながら 2019.11.06
- 公正なる取引といふ名のコーヒーの湯気と薫りを楽しみにけり 2019.05.06
- 魔界への誘いといふ表示ある芋焼酎の飲みやすさかな 2019.05.03
- 筆ペンとボールペンにて試せども未だ書き慣れぬ令和てふ文字 2019.05.02
- 「N」というキーのみ黒に塗られたる色の剥がれて年季入りたり 2019.04.25
- 曇り空住む人もなく売家てふ看板のある家ぞ寂しき 2019.04.21
- 馴染みたる筑波の山を裏手より眺めて別の趣を知る 2019.03.17
- 土佐の地のさつまいもより作りたるけんぴてふ菓子つまみゐるなり 2019.03.13
- 川土手にコンクリートブロック敷き詰めて見慣れし姿遠ざかるらむ 2019.02.14
- うつかりとスマートフォンを持たぬまま一日外出せし日の夜更け 2019.01.07
- 十五年ブログ更新続け来て五千五百と三首目の歌 2018.12.25
- ストライプセーターを着てクッションの暖かさより離れぬ小犬 2018.11.29
- 名を呼べば家の端から端までも疾く走り来てお座りの犬 2018.09.18
- 列島を吹き渡る風去りたれば北の大地をなゐの揺るがす 2018.09.06
- 桃の湯の建物そして煙突の廃墟の如く建ちてあれども 2018.05.26
- 無造作にぽとりと落とすパン屑を足元に来て拾ふ雀よ 2018.05.12
- コーヒーを淹れる真際に豆を挽き漂ふ香り楽しみにけり 2018.05.11
- 肌寒き夜の空気に触れながら乳酸菌は健気にも生く 2018.05.08
- 我が宿の固定電話の呼び出しの音の聞こえぬ設定とせり 2017.12.02
- バルセロナのシーズン滑り出し好調カタルーニャの独立はどうなる 2017.10.16
- 投票所入場券てふもの届く投票するも億劫なれど 2017.10.09
- コンコース駆け上りては天井の穴越しにみる快速電車 2017.09.23
- 牛乳を運ぶ車の背面に映る自分を追ひて走れり 2017.09.05
- コーヒーに浮かぶハートの真白きの気恥づかしさも飲み終へるまで 2017.09.03
- 一日に四回させと言はれゐる目薬さすを忘れがちなり 2017.08.31
- バス停で最後の客の我を降ろし無人のバスは走り去りたり 2017.08.26
- 誕生日を半月過ぎて五年ぶりのゴールド運転免許を得たり 2017.08.10
- 見覚えのある駅とそれほど変わらざる昭和十年の取手の駅よ 2017.07.03
- 新聞をゆつくりと読む隙もなきこの半月を越えて息つく 2017.05.03
- 掃除機の宅配便で届きたり恐ろしきまでの梱包されて 2017.03.17
- 孫の手のゴルフボールの付きたるを使ひて腰を叩く一日 2017.02.22
- 二三日同じことのみ叫ばれてニュースはすぐに忘れ去らるか 2016.12.15
- 大根を輪切りにしたる如くみゆるおはたきといふ名の餅を食ふ 2016.12.14
- 平らなる関東平野の 「山路」 にて大盛りかき揚げせいろを食す 2016.11.15
- iPhone の 7Plus の一回り広がる画面覗き込む吾 2016.11.06
- "Crisp" といふ言葉ある彼の国のぱりりとしたる感触思ふ 2016.10.15
- ゆつたりと空に浮かびてことさらに何をするでもなき飛行船 2016.10.04
- 身に余る花束といふ賜物に礼の言葉も思ひ浮かばず 2016.09.17
- 頃合いの気温と湿度に恵まれて天然酵母のパンこね上がる 2016.09.14
- テルモスの適度の油温で淹れたる茶をシェラカップで飲む昼下がり 2016.09.03
- 関東の湿り気吸ひて届きたる新聞を読み浮世に戻る 2016.08.20
- 三十歳を我が家の空気吸ひて育つ天然酵母のパン焼き上がる 2016.07.17
- 宵月の彼方に飛行機の灯り去り選挙速報の声響きたり 2016.07.10
- 野菜のみスープとサラダで腹に入れ爽快なりき梅雨の昼食 2016.06.30
- 常磐路の蕎麦を探してたどり着きしかき揚げせいろすすりたりけり 2016.06.25
- バスに乗る最後の客となりたれど入れ違いに乗る一人ありたり 2016.06.13
- 乾きたるグレープフルーツの食べ残しも果汁しとどに溢れ出でたり 2016.06.10
- 新婚の記念の巨大キャンドルは十二年目の先が残れり 2016.05.11
- 魚介系スープに中太麺といふご当地ラーメン懐かしきかな 2016.05.09
- 楽しさともの悲しさの入り交じる風吹く中の鯉のぼりたち 2016.05.01
- 再生のボタン押せども動かざりされど愛しき初代ウォークマン 2016.04.26
- ダイヤルを回せばジーコンジーコンと昭和の音のする黒電話 2016.04.23
- わが作るパン膨らます酵母菌の何十万回の世代交代 2016.04.13
- 春の日に一年ぶりにピアノ弾けば動かぬ指のさらに動かず 2016.02.23
- 回収の古新聞を束ねては世界の重さをぶら下げてみる 2016.02.11
- 変はるべきものは変はらず変はらざることも善しとぞ思ふこの頃 2016.01.22
- 塩豆の効きたる味の饅頭は賞味期限を過ぎても美味し 2016.01.21
- 三度目の注ぎ足しとなる泡盛をコーレーグースーの瓶に満たせり 2016.01.11
- 棕櫚箒玄関先を二十年掃き清めきてほころぶ毛先 2016.01.07
- ネット入りで到来したるラフランス裸のままの林檎とともに 2015.12.23
- 栗の実の皮の固きに指先を腫らして剥きて煮込みしスープ 2015.12.15
- 黒米と小豆を加へ三日かけし酵素玄米とふもの食らふ 2015.12.08
- 小さめのツリーの数で勝負して師走二日は和歌ログ記念日 2015.12.02
- 雨降ると天気予報の告げたれば降らぬうちにぞ自転車をこぐ 2015.11.17
- 一瞬を切り取り見ゆる静止画も万物流転の途上とぞ知る 2015.11.16
- 大輪の百合の花束窓際に生けて香りに酔ふ定年後 2015.10.23
- 二十年ぶりの登山に靴揃え胸躍らせてその日待ちゐる 2015.10.19
- 洪水の跡残す街と夕焼けの間を行き来してつくばエクスプレス 2015.09.22
- 半日を華奢で小さく人好きの犬と同じき空気吸ひたり 2015.09.04
- 黒雲を通し地上に届くとも太陽光の恵みありたり 2015.08.26
- 新聞の見出しを眺め取り戻す八日に渡る旅の空白 2015.08.19
- 太陽光発電モニターパネルには過去の天気の記憶残れり 2015.07.20
- 暮れなつむの県道三十号線を辿り地震に気付かざるなり 2015.05.30
- 歯の痛み耐えられぬほどにあらざれば薬を飲まぬ夜の長きかな 2015.05.21
- その軌跡辿れる如く発電し太陽は海に沈みたりけり 2015.05.20
- 利根川の土手の高さで駅までの線路は空を区切り伸びたり 2015.05.01
- 春の夜にシエラカップでコーヒーを飲めば雪解けの林の香り 2015.03.28
- 名人の落語家逝きしその夜半に七味唐辛子じつとみてをり 2015.03.19
- 一週間自転車に乗ることもなく過ごしてヘルメット眺めゐるなり 2015.03.16
- 始発駅ぽつんと残る婦人傘に触るる人もなく電車発ちたり 2015.03.09
- 杉花粉飛散のピーク越ゆるまで初めて薬試しゐるなり 2015.03.06
- 平和なる市の広報誌は保育園の子らの顔写真載せて騒がず 2015.02.26
- 電源のオン・オフボタンの機能のみ呆けたるらしテレビ・リモコン 2015.02.11
- 眼前に途方もなきものある如く眺むるクッキーの詰め合わせ缶 2015.01.22
- 主なき庭の垣根の山茶花が気を取り直し咲き始めたり 2015.01.15
- 数々の品物付きで売られゐる年賀はがきは悲しきものぞ 2014.12.21
- 使ふ気に今回はなれずされどなほ使ふべきなる我が選挙権 2014.12.10
- 皇帝ダリア紐で支えてやつと立ち師走二日は和歌ログ記念日 2014.12.02
- 使い切り供養もなしに破棄さるる軽きトナーの重き黒色 2014.11.30
- 信越の地震のニュース聞く夜に電源タップが小さく光る 2014.11.22
- 都市ガスの工事は終はりプロパンのボンベの二つ放たれてをり 2014.10.31
- ブルースの底に流るるギターなる伝統楽器の時の凝縮 2014.10.26
- 週末の大東京の賑はひてあるらむ南の地平明るし 2014.10.25
- 問い合わせ電話で応答を待つ間延々となるオルゴールの音 2014.10.15
- 透明のガラス瓶には胡瓜など魅惑の色で酢と馴染みゐる 2014.09.12
- 物流の施設の裏の顔てふはいずこも同じパースペクティブ 2014.07.29
- 変則の五拍子で鳴く朝鳩のぐるるーんぽっぽーぐるるーんぽっぽー 2014.07.23
- 電気てふ目に見えぬものを目に見ゆる器に貯めて使はむとぞする 2014.07.19
- この度のワールドカップをダイジェスト版てふタイムマシンで眺む 2014.07.18
- 人の死を悲しむ今宵半月の昇れる空に星は見えざり 2014.07.05
- 雷と豪雨と雹を知らぬ間に避けて都心に行きて戻りぬ 2014.06.24
- Tシャツは江戸の昔の図案にて龍と虎とのあくびのプリント 2014.06.23
- 野の麦を蕎麦とふらむかはてはまた蕎麦を野の麦とふらむなるか 2014.06.07
- 雄々しくも物悲しくも腹の内に風くぐらせて鯉のぼり立つ 2014.04.30
- じいさんもばあさんも皆夕暮れの土手の道行く犬の歩調で 2014.04.28
- 何物といふことなしに過ぎ去るはプラムワインと云ふものなりき 2014.04.22
- 逆らはずただ惹き込まれ眺めては時忘るなり真紅なる薔薇 2014.04.20
- 我が宿の階段登る踊り場に小さきギャラリー現はれてをり 2014.04.16
- 消費税増税告ぐる回覧板三日を過ぎて届く雨の夜 2014.04.03
- あと何度桜見らるかと呟ける老ひの気持ちをせんべいで知る 2014.03.27
- 原色の灯を強烈に点しては郊外の闇に浮かぶパチンコ屋 2014.03.25
- 引き出しの奥より昭和天皇の在位五十年記念の硬貨 2014.03.16
- これからの二十年ほど任せむと新しき郵便受けを買ひたり 2014.03.10
- ウォーホルのシルクスクリーンの面影はどこに消えしかキャンベル・スープ 2014.03.04
- 英国の転がる石は果てしなく転がり続け苔も生やさず 2014.03.02
- Mac てふ機械操るそのことの楽しといふを少しく驚く 2014.02.02
- 十年も前の仕事の戦利品の今に役立つマイバッグとて 2014.01.20
- 音もなく佇むギター眺むれば弾いてくれろといふ声ぞする 2014.01.14
- 一幅の作品なれば年賀状をフォーク・アートと吾は名付けむ 2014.01.13
- 壁面のトタン板なる看板の四半世紀を昭和は経たり 2014.01.12
- あらたまの年の願ひの萌ゆる絵を天馬の駆くる虚空にぞ描く 2014.01.01
- わが妻と出会いし時も厚地なる帆布のバッグを肩にかけゐたり 2013.12.30
- をちこちでいただきたるは飴、みかん、おかき、まんじゅう旅の土産に 2013.12.19
- 近道は大地の歪む結界を越えて辿れる異次元なりき 2013.12.14
- 寒菊の色様々に日に映ゆる師走二日は和歌ログ記念日 2013.12.02
- 山里の鳥の名知ればわれ鳥とつながり生くる心地こそすれ 2013.11.29
- 一年に一度の恒例行事とて浄水器のフィルターを替えたり 2013.11.16
- 半世紀近く我が家に我とともにあるシェラカップの銀の輝き 2013.11.13
- 何事もなく暮れかけし夕暮れの対岸にパトカーの赤き灯の見ゆ 2013.11.01
- 銀色に光るボディに熱き湯を満たし三十年(みそとせ)生くるテルモス 2013.10.08
- ブルーベリー二十オンスは底を突くこと難しき米国仕様 2013.08.29
- 人間といふ葦は書にいはるほど考ふるともいへぬ葦なり 2013.08.23
- われ未だ茨城人になりきれず来月知事の選挙あるらし 2013.08.11
- 岩のりをやまほど載せてすすりたる夏のうどんに湯気は立たざり 2013.08.07
- 昇るともはたまた昇らずともつかぬスカイツリーを横目で身上ぐ 2013.07.28
- 道端には高圧線の交差するジャンクションらしきものもあるなり 2013.06.21
- 梅雨の朝青きエンジンフードには扇の如く水滴広がる 2013.06.12
- 銀色に光るステンレスの水筒の夏に向ひて頼もしきかな 2013.06.04
- 半世紀転がり来たる石なれば苔は産すとも余のものは付かず 2013.05.17
- 次々に埋まるカレンダー眺むればさも仕事する人にぞ見ゆる 2013.05.10
- 魂を抜かれし人もかくあるか SIM カードなきスマホを眺む 2013.05.01
- 最果てのスコットランドのウィスキーの色は映りぬ日本の水で 2013.04.23
- 菜の花の揺れ揺れて日は落ちにけり風は知るなりボストンの悲劇 2013.04.16
- 真夜中にカップヌードルを食ふための湯は十分に湧かせてありき 2013.04.14
- 靴てふは行く先々で我が足を包み守りて誇ることなし 2013.04.10
- 鉄道の改札口の前にある手こぎの櫓付き矢切の渡し 2013.03.21
- 推敲の跡ありありと辿りては木曽路の風に吹かるる原稿 2013.03.11
- 「家電 (いえでん)」 といふ不可思議の名称のさらに不可思議 「子機」 といふもの 2013.03.03
- 人間はさほど複雑にはあらで青空見ればスイッチぞ入る 2013.02.20
- 信号の青に変わるを怖れつつ三十秒で電話切りたり 2013.02.19
- 深き影水面に刻む波立ちて流るる川のごとき命よ 2013.01.30
- 大寒の最中にかくもふつくらと焼き上がりたるパンぞいとしき 2013.01.29
- 測道の右折車線で信号を二回待ちする夕暮れの街 2013.01.08
- 高速道サービスエリアの蕎麦の敵を近く打たむと思ひゐるなり 2013.01.06
- 様々に曲がりくねりて進むとも行き着く先の真直ぐなれかし 2013.01.01
- 桑の実の濃き紫はヨーグルトの真白き中に浸み出づるなり 2012.12.17
- 時経ても宮城沖なる海底でまたもや何か弾けたるらし 2012.12.07
- 常は弾くボールを時に吸ひ込みて世界を揺らす白きゴールよ 2012.12.03
- 虚弱なりし子供の頃を思ひ出し半日を寝て過ごしにけるかも 2012.11.27
- 部屋干しのシャツを揺らすはエアコンの二十一か月振りの風 2012.11.23
- 衆院の解散の日に白鷺は何が万歳だと魚を追ふ 2012.11.16
- 対岸のエンジン草刈り機は石を頻繁に噛むぢゃいんぢゃいんと 2012.11.13
- ブルドックソースといへる歴史あり平成の代にも振られてあるか 2012.10.26
- 暑き日の醜き家鴨の子のパンの思はぬ旨さ何を語るや 2012.09.11
- 秋風に蜘蛛の糸揺れ給油所の火気厳禁の看板赤し 2012.09.05
- コーヒーを煎れたるペーパーフィルターは濡れたるドライフラワーである 2012.07.15
- 指で触るのみにてくぼむ紙風船をまろきままにて遊びし昔 2012.07.01
- 高速道のテールランプのパレードの中の一つと我もなりたり 2012.05.06
- 老眼の度が進みたり新しきレンズ求むる曇り空の日 2012.04.16
- 十二年前のカメラは掌より溢るるものを内に秘めたり 2012.04.13
- 喪中なれば年賀葉書の年玉の一枚とても当たらざりけり 2012.02.06
- 鉛色の雲立ちこむる空の下虚しからずや選挙カーの声 2012.02.05
- 本棚の端よりふいに忌まはしき MS-DOS てふ書物現はる 2012.01.16
- 一時も色をとどめぬ花なれど花器に盛らるる奥底の色 2012.01.15
- 新しき流れとなりし川を越す新しき橋を我も渡りぬ 2012.01.02
- 亡き父の名代として味はへば昔ながらの煎餅なりき 2011.12.19
- 来年の年賀葉書は書かざるといふは何やら寂しきものなり 2011.11.08
- 口元を常に動かし見つめゐる兎の世界は揺れてゐるらむ 2011.11.07
- 今日の日はペットボトルに一本と半分の水飲みたる日なり 2011.09.18
- 黒胡椒まぶし尽くして艶を消し目玉焼き食ふ白き皿にて 2011.09.16
- LEDの無機質的な姿より暖かき光出づる不思議よ 2011.09.06
- この年の米を食して半世紀後の世に生くる子らを称へむ 2011.08.27
- 罪を犯す前の記憶よ無花果の実を食むとても消ゆることなかれ 2011.08.21
- 六本の糸張り替えて甦るギターを鳴らし日は暮れにけり 2011.07.28
- レンズ越しの視界の縁の歪みゐる字を拾ひ読むルーペの世界 2011.07.07
- 青々とせる葉を捨てず大根のまるのままなる姿ぞ嬉しき 2011.05.29
- 舗装路の下で液状化は進むらむ沈む道路の水溜まり深し 2011.05.10
- 黒猫は静かに息を引き取りて記憶の中の生き物となりぬ 2011.04.26
- 喉鳴らす力も失せて横たはる猫の最期を看取らむとすなり 2011.04.25
- 爪楊枝 胡椒にラー油 醤油と酢 紙ナプキンに割り箸の束 2011.04.24
- 猫さえも餌と水には困らぬになほ飢うる人あまたあるとは 2011.03.21
- 揺るるたび臆病猫の擦り寄るを慰むる我が癒されてゐる 2011.03.20
- 久々に充電ラジオのハンドルを回せば音の頼もしきかな 2011.03.14
- なくもがなのものが邪魔者となり果ててグラフィティの中に埋もれゐるなり 2011.03.06
- 久方の虚空を飛び交ひゐるらしき電波捉ふる小さき箱よ 2011.03.01
- 手の平で天然酵母と対話するうちに小麦粉は弾力を増す 2011.02.21
- 夕闇の彼方に光る非常灯のサイレントともに遠離り行く 2011.02.20
- 黒猫が気に入りのキャットフードかりかりと小さき音させ一心に食ふ 2011.02.19
- 淡々と ToDo 表に添ひて動けば 「完了」 事項の増えてゆくなり 2011.02.13
- 日暮れたる彼方の道の自動車の灯りの徐々に際立ちて行く 2011.02.01
- 生きてあらば母も手づから作るらむ八十路の色の御殿の鞠を 2011.01.31
- 美しきゴールの様を繰り返す脳内ビデオのスロー再生 2011.01.30
- 人生は大観覧車の如きものさらにいかやうにも言ふるもの 2011.01.27
- 日の本の隅々に行く年賀状をプリンターよ刷れ呻りを上げて 2010.12.27
- 黒土の小さき穴の底にても白きままにて猫逝きにけり 2010.12.21
- ゆっくりと夜の都心に往く車と家路を急ぐ車の灯り 2010.12.06
- 様々の色合い見せて散る紅葉師走二日は和歌ログ記念日 2010.12.02
- 葡萄酒の香りを吸へば我が胸に明治の御代の香りぞ満つる 2010.11.30
- 来年の干支の画像を集めむと兎の顔を思ひ出しゐる 2010.11.25
- 新しきアイフォンの内にこれまでのよしなしごとの生き返る不思議 2010.11.09
- かさぶたの落つる時こそ我が縁を取り戻さむと待ち構へをり 2010.10.12
- 暑き日の磐城に暮れて常陸なる蕎麦の香りを吸ひて戻りぬ 2010.09.05
- 古時計生き返り刻む七時半は何時の年の七時半かは知らず 2010.08.22
- 郊外に帰る車のテールランプある時強くそしてまた弱く 2010.07.17
- 世の中は二割の嘘を含みつつ川の流れのごとく行き過ぐ 2010.07.10
- 我が家にはこれさへあれば大丈夫と思はする力炊飯器にあり 2010.07.07
- 閉ざされしシャッターにグラフィティ、ステップに空き瓶ありて野良猫も見ず 2010.06.18
- iPad が業界を変えるかもしれませんねと真顔で語るウェブの人らは 2010.06.09
- 日本は四季の明確な国なりとの幻想は今捨ててしまはむ 2010.05.30
- それぞれの白髪の一本一本に物語ありそを透かし見む 2010.05.29
- 喉を鳴らす猫の小さき背を撫づるうちに今宵は更けてゆくなり 2010.05.24
- パン生地の中に見えざるいのちありてふつふつと膨らむ夜を徹し膨らむ 2010.05.20
- 広き川の橋の高みに次々に吸ひ込まれ消ゆるテールランプよ 2010.04.25
- 競輪の行はれたるらし駅前に燻り残る宵のテンション 2010.04.21
- 新しき一週間の始まりの終はりの宵のブルーベリー・スコーン 2010.04.19
- 蕎麦らしい蕎麦を食す 2010.04.03
- テーブルのテルモス 2010.04.01
- トム・ウェイツを聞きながら 2010.03.19
- 超忙し 2010.03.11
- 消えたる映像 2010.03.02
- 明日も仕事 2010.02.14
- Try a Little Tenderness 2010.02.05
- スタバの嬉しきサービス 2010.02.03
- 遠き夜空の旅客機 2010.01.27
- 運転見合わせの特急 2010.01.26
- 歌舞伎座のさよなら公演 2010.01.25
- 取手競輪場を望む 2010.01.10
- 世界は動いてゐる 2010.01.09
- 無用の長物となった歩道橋 2010.01.07
- 年賀状印刷 2009.12.29
- 死地より戻り來たる猫 2009.12.26
- ターミナル駅の異界 2009.12.11
- 和歌ログ記念日イブ 2009.12.01
- 上野駅の端で 2009.11.27
- 地下鉄に戸惑ひゐたる頃 2009.09.30
- 歌詠みの心 2009.09.20
- 銀座の夕暮れに思ふこと 2009.09.15
- ストリートライブ 2009.09.02
- ジャズの色は 2009.08.04
- 夕暮れの国道 2009.07.04
- 心で味はふうまきもの 2009.06.13
- 二千首目の歌 2009.05.23
- アメリカ製の古い鉛筆削り 2009.04.04
- 昔のリンゴ 2009.03.20
- 水溜まりの中の世界 2009.02.25
- 東京タワーの写真残してデジカメ昇天 2009.01.28
- 三連休の終わり 2009.01.12
- 神無月二十七日の歌 2008.10.27
- 神無月十三日の歌 2008.10.13
- 神無月十日の歌 2008.10.10
- 神無月八日の歌 2008.10.08
- 長月十六日の歌 2008.09.16
- 長月十五日の歌 2008.09.15
- 葉月二十九日の歌 2008.08.29
- 葉月二十六日の歌 2008.08.26
- 葉月二十日の歌 2008.08.20
- 葉月二日の歌 2008.08.02
- 文月十一日の歌 2008.07.11
- 文月十日の歌 2008.07.10
- 水無月二十日の歌 2008.06.20
- 水無月十七日の歌 2008.06.17
- 水無月十五日の歌 2008.06.15
- 水無月十四日の歌 2008.06.14
- 水無月十二日の歌 2008.06.12
- 皐月十九日の歌 2008.05.19
- 皐月十四日の歌 2008.05.14
- 卯月二十八日の歌 2008.04.28
- 卯月十日の歌 2008.04.10
- 弥生二十五日の歌 2008.03.26
- 弥生二十三日の歌 2008.03.23
- 弥生十日の歌 2008.03.10
- 弥生四日の歌 2008.03.04
- 如月二十五日の歌 2008.02.25
- 如月二十一日の歌 2008.02.21
- 如月十五日の歌 2008.02.15
- 如月八日の歌 2008.02.08
- 睦月三十一日の歌 2008.01.31
- 睦月四日の歌 2008.01.04
- 睦月二日の歌 2008.01.02
- 平成十九年大晦日の歌 2007.12.31
- 師走二十四日の歌 2007.12.24
- 師走十三日の歌 2007.12.13
- 霜月八日の歌 2007.11.08
- 霜月二日の歌 2007.11.02
- 神無月二十日の歌 2007.10.20
- 神無月十八日の歌 2007.10.18
- 神無月十一日の歌 2007.10.11
- 神無月三日の歌 2007.10.03
- 長月二十六日の歌 2007.09.26
- 文月三十一日の歌 2007.07.31
- 文月三十日の歌 2007.07.30
- 文月十一日の歌 2007.07.11
- 皐月二十八日の歌 2007.05.28
- 皐月二十七日の歌 2007.05.27
- 皐月二十二日の歌 2007.05.22
- 皐月十五日の歌 2007.05.15
- 卯月三十日の歌 2007.04.30
- 卯月十二日の歌 2007.04.12
- 弥生二十日の歌 2007.03.20
- 弥生十五日の歌 2007.03.15
- 弥生十一日の歌 2007.03.11
- 弥生二日の歌 2007.03.02
- 如月二十五日の歌 2007.02.25
- 如月十六日の歌 2007.02.16
- 如月九日の歌 2007.02.09
- 睦月二十三日の歌 2007.01.23
- 睦月二十二日の歌 2007.01.22
- 睦月二十日の歌 2007.01.20
- 睦月五日の歌 2007.01.05
- 師走十日の歌 2006.12.10
- 師走二日の歌 2006.12.02
- 霜月二十二日の歌 2006.11.22
- 霜月十七日の歌 2006.11.17
- 霜月十五日の歌 2006.11.15
- 霜月六日の歌 2006.11.06
- 神無月三日の歌 2006.10.02
- 長月三十日の歌 2006.09.30
- 葉月二十七日の歌 2006.08.27
- 葉月二十日の歌 2006.08.20
- 葉月一日の歌 2006.08.01
- 文月三十一日の歌 2006.07.31
- 水無月二十三日の歌 2006.06.23
- 水無月十三日の歌 2006.06.13
- 皐月二十九日の歌 2006.05.29
- 皐月二十日の歌 2006.05.20
- 皐月五日の歌 2006.05.05
- 卯月二十五日の歌 2006.04.25
- 卯月十一日の歌 2006.04.11
- 弥生一日の歌 2006.03.01
- 如月一日の歌 2006.02.01
- 睦月十七日の歌 2006.01.17
- 睦月九日の歌 2006.01.09
- 睦月四日の歌 2006.01.04
- 師走十七日の歌 2005.12.17
- 師走九日の歌 2005.12.09
- 師走六日の歌 2005.12.06
- 師走五日の歌 2005.12.05
- 師走二日の歌 2005.12.02
- 霜月二十四日の歌 2005.11.24
- 霜月二十二日に詠める歌 2005.11.22
- 霜月十六日に詠める歌 2005.11.16
- 霜月十三日に詠める歌 2005.11.13
- 霜月五日に詠める歌 2005.11.05
- 霜月三日に詠める歌 2005.11.03
- 神無月三十日に詠める歌 2005.10.30
- 神無月二十日に詠める歌 2005.10.20
- 神無月十五日に詠める歌 2005.10.15
- 神無月九日に詠める歌 2005.10.09
- 長月二十一日に詠める歌 2005.09.21
- 長月十九日に詠める歌 2005.09.19
- 長月十二日に詠める歌 2005.09.12
- 長月五日に詠める歌 2005.09.05
- 葉月三十一日に詠める歌 2005.08.31
- 葉月三十日に詠める歌 2005.08.30
- 葉月二十九日に詠める歌 2005.08.29
- 葉月十六日に詠める歌 2005.08.16
- 葉月五日に詠める歌 2005.08.05
- 文月三十一日に詠める歌 2005.07.31
- 文月二十八日に詠める歌 2005.07.28
- 文月二十四日に詠める歌 2005.07.24
- 文月二十一日に詠める歌 2005.07.21
- 文月十一日に詠める歌 2005.07.11
- 水無月二十一日に詠める歌 2005.06.21
- 水無月十八日に詠める歌 2005.06.18
- 水無月一日に詠める歌 2005.06.01
- 皐月二十日に詠める歌 2005.05.20
- 皐月二日に詠める歌 2005.05.02
- 卯月十五日に詠める歌 2005.04.15
- 弥生三十一日に詠める歌 2005.03.31
- 弥生十四日に詠める歌 2005.03.14
- 如月二十一日に詠める歌 2005.02.21
- 如月十六日に詠める歌 2005.02.16
- 如月十一日に詠める歌 2005.02.11
- 如月六日に詠める歌 2005.02.06
- 如月五日に詠める歌 2005.02.05
- 如月三日に詠める歌 2005.02.03
- 如月一日に詠める歌 2005.02.01
- 睦月二十三日に詠める歌 2005.01.23
- 睦月二十一日に詠める歌 2005.01.21
- 睦月十七日に詠める歌 2005.01.17
- 睦月十三日に詠める歌 2005.01.13
- 睦月十日に詠める歌 2005.01.10
- 師走二十日に詠める歌 2004.12.20
- 師走七日に詠める歌 2004.12.07
- 師走二日に詠める歌 2004.12.02
- 霜月十六日に詠める歌 2004.11.16
- 霜月十一日に詠める歌 2004.11.11
- 神無月二十八日に詠める歌 2004.10.28
- 神無月十六日に詠める歌 2004.10.16
- 神無月十四日に詠める歌 2004.10.14
- 長月三十日に詠める歌 2004.09.30
- 長月十八日に詠める歌 2004.09.18
- 長月十四日に詠める歌 2004.09.14
- 長月十日に詠める歌 2004.09.10
- 長月五日に詠める歌 2004.09.05
- 葉月十六日に詠める歌 2004.08.16
- 葉月一日に詠める歌 2004.08.01
- 文月二十七日に詠める歌 2004.07.27
- 文月二十六日に詠める歌 2004.07.26
- 文月十三日に詠める歌 2004.07.13
- 文月三日に詠める歌 2004.07.03
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